犬との暮らし

わたしのルーティーン~散歩編~

 食事についてのルーティーンを以前ご紹介したが、今回は散歩についてのルーティーンのお話をしよう。

 散歩に出掛けるタイミングは、母の意志による。夏場だったら出来るだけ早めに、逆に冬場だったら母が先に掃除等を済ませ、日差しが出て暖かくなってから出発する事が多い。

 姉の学校の用事があったり、天気の具合があったり、色々な要因から母が決めているので、わたしは母の動きを観察しながら、のんびりと待っている。

散歩の支度 洋服は好きでは無い

 だが、散歩の支度と帰宅後の身嗜みは、ルーティーン化している。母が、散歩にいつも持って行くウエストバッグを準備し始めたら、わたしも注意深く母の様子を見守り始める。母は毎回、水やトイレ袋の補充をしたり、何より大切な散歩後半の楽しみである、わたしのご飯を補充する。

▲お散歩は大好き!

 そして残念な事に、決まってわたしの苦手な洋服を手に取るのである。汚れの防止だったり、暑さ避けの為であったり(背中がほぼ黒い毛で覆われているので、直射日光で熱くなり易いのである)、はたまた余程気温の低い時は防寒の為であったりするのだが、わたしは服が好きでは無い。

 散歩への期待感はあるものの、母が服を持ち出すと、距離を取って捕まらない様にする。いつもダイニングテーブルの下に逃げ込むのだが、母は姿勢を低くしてわたしの目線になり、頭に服を潜らせる。潜らせられてしまうと、わたしも諦めて大人しくなる。前脚をお手の要領で袖に潜らされ着替えは終了である。

 しかし、偶にわたしのスイッチが入って、ずっと2階を走り回って逃げ続ける時がある。追い掛けっこになってしまうと、どんどんわたしが興奮するので、母は即座に追い掛けるのを止める。

 そして、伝家の宝刀「ハウス」を口にするのだ。幼い頃からの習慣で、「ハウス」と言われてしまうと、抗えずにクレートへ入ってしまうわたし。ひとたびクレートに入ってしまえば逃げ道は断たれ、結局は服を着せられてしまうのであった……。

 服も着て、玄関でハーネス、スヌードも着けて、わたしはぴったりと母の隣で待つ。母が鞄を掛け靴を履いたら、最後にリードを着ける事がお決まりだからである。散歩に出る為の最後の手順を、母の隣でじっと大人しく待つのである。

▲リード装着を待つ主。

散歩の楽しみ 愛でられるわたし

 散歩のコースも母が決める事である。気温やわたしの体調を考慮して、コースや長さを決めたりしている様である。

 時には道路工事を避ける為に、コースを平素より複雑に迂回して回る事もある。わたしは特段工事の音を気にしない。寧ろ通行止めの案内をしている警備員の人に可愛がって貰える事が多いので、傍を通る事は嬉しい。だが、アスファルトの舗装したての場所は、肉球が汚れてしまうので、母の判断で迂回したり、抱っこで通過したりする。

▲今日はどう回る?

 同じコースを同じ時間帯に散歩すると、顔見知りの散歩仲間が増えたりするのが嬉しい。今の所、ご近所で馬が合わないのは1匹位である。大抵の犬は友好的に挨拶出来るし、向こうがちょっと警戒気味に吠えてきても、わたしには、華麗にスルーして飼い主さんに撫でて貰うスキルがある。そう言った場合、「ごめんね、うちの子が吠えて。我慢して偉いね。」と寧ろスルースキルを褒められ可愛がられるので、役得である。

▲「お久しぶり~。」

▲「お互い元気で何よりだね~。」

散歩は歩幅を合わせて

 散歩の際は、出だしは速足気味になるものの、直ぐに母とのんびり歩幅を合わせて歩いている。所謂「ついて」の状態である。途中、交差点を渡ったりする時に母が足を止め、安全確認をしてから再び歩き始めるが、その時も一緒にすぐ足を止めている。母がたすき掛けにしているリードが、くいっと一瞬張られるのでそれを合図に振り返るのである。

 わたしが匂い嗅ぎに夢中になっていたりしても、リードが一瞬張ったら母との距離が離れた合図。それ以上離れない様に、母の次の動きを待つのが一緒に歩くマナーである。

 散歩後半に差し掛かり、わたしの歩みが少々遅くなって来たら、母がご飯を出してくれる。これは、幼い頃に「ついて」の練習に励んでいた時の名残である。最早ご飯等無くとも、母の隣りを歩けているが、後半疲れてきたり、集中力が途切れがちなわたしを鼓舞する為の母なりの気遣いなので、有り難く頂戴する。

▲頂ける物は遠慮無く!

身嗜みを整える 完全に身を委ねるわたし

 帰宅後は玄関でリード・スヌード・ハーネス・服を脱いだら、ボディスプレーを吹きかけられてウェットティッシュで拭かれる。この間、わたしは勝手に家に上がる事無く、大人しく待っている。完全に綺麗にされてから、自由に出来ると覚えているからである。

▲スヌードをすぽん!

▲はーい、前脚持ち上げまーす。

 顔と背中を拭いたら、抱っこされて脚・お腹・尻尾・お尻を丹念に拭かれる。スリッカーブラシでも梳かれて、やっと解放される。

▲アスファルトの匂いも取りましょうね~。

▲目ヤニも拭きましょう。

 抱っこされるのは、肉球がよく見える様に。日々のブラッシングで、抱っこされて身体を触られる事に慣らされているので、最早抵抗感は無い。

▲肉球のマッサージ……?

 家でのトイレの度に、お腹も拭かれているので気にしない。抱っこされている間、だらけた様に脱力しているのは、安心して母に身を任せられるからである。愛でられるのが最上の喜びのわたし。拭かれているのも、撫でられているのも、そう大差無いのである。

▲主、のけぞり過ぎ!

 散歩のタイミングにも因るが、朝の散歩の後には朝ご飯の続きが待っている。散歩のセットを持って上がって来る母よりも先に、一目散に2階に上がり、わたし専用のテーブルの前に陣取る。さぁ、至福のご飯タイムである!

▲2階へ急げ~。

 

▲ご飯~!

 

 わたしのルーティーンのお話は、こちらの記事でもご紹介しています。

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