犬との暮らし

わんわんパトロール

 「わんわんパトロール」と言う取り組みを、皆さんはご存じだろうか。愛犬と散歩をしながら、地域の見守り活動をする防犯ボランティア活動である。普段の生活習慣の中で、無理無く行えるので、わたしも母との散歩中に、「わんわんパトロール」の一員として見守り活動を行っている。

▲パトロール兼お散歩に今日も出発!

 切っ掛けは、動物病院に置いてあったリーフレットであった。母もTV番組で、「わんわんパトロール」の存在は知っていた。番組で紹介されていたのは、自治体や町会で参加者を募って実施していたものであったと思う。

 どこかの団体に所属して、集合してグループでパトロールして回るとなると、それぞれの都合を合わせなくてはならないので、敷居が高く感じてしまうかもしれない。今回のモニターは、個人で無理の無い範囲で活動が可能な為、母も参加し易かったのであろう。

▲地域の安全を見守る凛々しいお顔!

 元々、わたしの散歩コースは学校や公園等の、子ども達の集まる場所の周辺を歩いていた為、パトロールには適したコースだと思う。勿論、何か異変があれば緊急通報するのは、一般市民の義務である。ただ、何か起きてからの通報では無く、パトロールをしている、と言う行動が周囲に認知される事に因り、犯罪の抑制効果が上がるのは良い事だと思うのである。未然に防ぐ、それが理想ではないだろうか。

 そんな思いから、リーフレットを持ち帰った母は、モニターに応募した。3ヶ月程後、抽選の結果無事に当選し、郵送でパトロールグッズが届けられた。反射材の缶バッチ・ウォーターボトル・散歩バッグの3点である。

▲パトロールグッズ。(リードは私物です。)

 母は、普段の散歩中いつ何時も、両手が常に使える様にウエストバッグを愛用している為、散歩バッグは自宅に保管されている。缶バッチはわたしのリードに付けられ、ウォーターボトルはウエストバッグに入れられ、毎回の散歩での水分補給に活用されている。

 そこまで目立つグッズでは無いが、犯行の下見をしている側からすれば、散歩で通りかかる相手は気になるものであろう。自ずとこちらを観察してみるだろうし、観察してみたら防犯グッズを持っているとなれば、厄介に感じて犯行を諦めるかもしれない。

 グッズは届いた翌日から活用され、普段と同じ散歩コースでも、今まで以上に観察して歩く様になった。見掛けない人がいないか。人目や防犯カメラを気にする素振りをした人がいないか。子どもとの接触を試みる声掛けをしている人がいないか。不審物が置かれていないか。

▲怪しい人はいないかな……?

 気にしながら歩いてみると、「公園の樹木が伸びてしまっていて、見通しが悪いな。」「遅い時間なのに、子どもだけで遊んでいるな。」等気付いた事があった。

 姉は、遊びに出たとしても、夕焼けチャイムを目安に帰宅している。何かあってからでは遅いので、帰宅時間は厳守である。しかし、夜7時を過ぎても、公園で遊んでいる小学生・中学生らしき子どもたちを見掛けると、心配になるものだ。早く帰ってご飯を食べれば良いのに。お腹は減っていないのだろうか。

 通報する様な案件に出会わずに済んだのは幸いであった。一応母がスマートフォンを散歩中も持ち歩いているので、何かあれば通報は出来るが、巻き込まれて怪我をする様な事があっては困る。いざとなれば、わたしが唸ってみせるが。

▲落ちている物、破損物をチェック!

 1ヶ月程パトロールを実施した上で、今回のモニターとしてアンケートに母が回答した。応募した切っ掛けや、どの位の時間パトロールしたか、どんな点に注意してパトロールしたか、パトロールグッズの評価、等の質問に答えた。

 改善点として挙げるのであれば、通報するまでの事では無くても、改善した方が良い点を伝えられる窓口を整えられると、地域の安全にもっと貢献できるのではないかと思う。個別でパトロールしている我々が、気軽に相談出来る窓口の存在である。

▲匂いチェックもパトロールの内……?

 今後もパトロールグッズを身に付け、散歩の際には地域の安全に目を光らせて行きたいと思っている。日本は安全な国だと評価されているけれど、その評価がずっと続く為には、地域の1人1人の心構えが必要なのである。「わんわんパトロール」としてでなくとも、常日頃から、お住いの地域の様子を良く観察する習慣を身に付けてみては如何であろうか。

▲今日も平和だったね!

 

3+
こちらの記事もおすすめ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。