犬との暮らし

春の風物詩

春の風物詩と言えば、何を思い浮かべるだろうか。

卒業式、入学式、花粉症、花見……。人に因り様々だが、わたしにとっての春の風物詩は、足に沢山絡みつく桜の花柄(かへい)である。

飾り毛には色々な物が付く

わたしたちキャバリアは、耳の毛や胸の毛、尾、そして足の飾り毛等、被毛の美しさが特徴である。

それ故、特徴を活かして被毛を長く保っていると、散歩の際に色々な物をくっつけて来る。

母は「お土産」とも称している。

桜の花びらが散る時期はまだ「綺麗だなー。」で済むのだが、その後、桜の花柄が沢山落ちてくるようになると、散歩で一回りして家に着く頃には、わたしの足は花柄だらけになってしまうのである。

▲「お土産」

花びらは引っ掛かる所が無いので、そう絡みつかないのだが、花柄は長い毛にしっかりと絡みついて、家まで落ちる事無くお持ち帰りである。

ちなみに、秋には落ち葉も絡みつくが、大きな形のままの葉は大変では無い。困るのは、乾燥して、粉々になってしまった落ち葉である。桜の花柄も、粉々の落ち葉も、母の手で一つ一つ取り除いていては日が暮れてしまう。

散歩のコースを変えるという選択肢もあるにはあるのだが、わたしと一緒に歩きやすい安全な道という観点からコースを考えているので、あまり実行されない。

出来るだけお土産を持ち帰らない為に

くっついてしまったら、取り除くのに労力がいるので、出来るだけくっつけない事がまずは大事である。

その為に、外出の際母はわたしに服を着せ、スヌードを被せる。とは言っても、わたしが服を渋々我慢して着ている状態なので、着脱しやすいタンクトップ型の服である。

スヌードは、散歩中に出会う人からは防寒の為かと尋ねられるが、寧ろ蒸れないように通気性の良い手ぬぐい等の布で作った物を愛用している。

耳の毛が長いので

こんな風に隠します

持ち帰ったお土産を部屋に持ち込まない為に

母はわたしが花柄の溜まっている所に突っ込まないようにしたがるが、如何せんそういう場所は匂いを嗅ぎたくなる場所でもある。ついついそちらに足が向いてしまうのである。

耳や胴体は隠せても、尾や足の飾り毛にはどうしてもお土産を付けてきてしまう。それを家の至る所に落とさないように、母は玄関で全て取り除いている。

散歩から帰ったらまず、スヌード、ハーネス、服を脱がされる。

そしてお手入れのボディスプレーをかけられ、ウエットティッシュで顔、背中を拭かれて抱っこされる。

胸や肉球、お腹、お尻を拭かれ、スリッカーブラシで足の飾り毛や尾を念入りに梳かされ、綺麗になったら解放される。

散歩に出掛ける前に、玄関にはいつもスリッカーブラシとボディスプレーが準備されているのである。

ちなみに、梳かすだけでなくボディスプレーもかけるのは、アスファルトの匂いを消す為である。

▲スリッカーブラシとボディスプレー

普段の散歩ならこれで済むが、長期休みに家族でキャンプに行く時は、常にブラッシングが必要な状態になってしまう為、潔く足の飾り毛を母がバリカンで短く刈ってしまう。

綺麗に保つ方法は千差万別

わたしの場合は、適度に飾り毛を残しつつ、場合に依っては潔く毛を短くして過ごしているが、毛が絡みやすい為、日々のブラッシングは欠かせない。耳の毛や足周りの毛を常に短くしておくことで、綺麗に保っている家族もいるだろう。その辺りは、共に過ごす家族の方針がそれぞれあって良いと思う。

わたしも、もっと年を重ねたら、体への負担を減らす為に、シャンプーの時間を短くするべく、短めにカットされた状態をキープされる事になると思う。

余談であるが、今までで一番母がショックを受けた「お土産」はミミズである。
雨上がりにまだ地上をうろついていたミミズは、家の玄関でいつも通り足を拭こうと抱き上げられる時まで気づかれずに持ち帰りされてしまったのであった……。

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