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どうやら今日は、『ハロウィン』と呼ばれるイベントらしい。家の中に、フェルトで出来た、お化けやカボチャの飾りが飾られている。
元々は海外のイベントなので、母や姉はちょっと飾り付けをしたり、ハロウィンに因んだお菓子を食べたりして雰囲気を楽しむ程度で、仮装まではしないが……。今年は外出も最低限に抑えているので、特別なお菓子は用意していない様である。
何故かわたしは普段の服では無く、ハロウィン用の服を着せられたが……。自分たちは仮装しないくせに、わたしにはさせるのか?
ひらひらするマントが左右どちらかに偏ってしまわない様に、内側には前脚を通すゴムが母に因って縫い付けられている。従って、歩いていても邪魔にはならないのだが、着心地がいつもの服と違って、矢張り落ち着かないな。
まぁ、違和感があるので、道中、歩みがゆっくりになったりはしたが、散歩は出来た。余り速く歩くと、首元に付けられている飾りが揺れて、顎に当たるのである。気になるな、と思って足を止めると、その度にわたしを励ます様に母が撫でてくれ、まふまふを堪能出来たので良しとするか。
普段と違う服装の私が、頑張って散歩する姿を母が少し撮影したので、宜しければご覧下さい。
わたし
はっ!!そう言えば、ハロウィンはお菓子が貰えるイベントではなかったか?
母
主、お菓子を貰うのはお子さんだと思いますよ~。(主はもう大人でしょう……。
いやいや、兎に角あの決まり文句を言えば貰えるはず……!!じ~~~。(目線で「Trick or Treat」と訴える主。)
母
仕方無いですね~。(お散歩でフード食べるのはいつもの事でしょう。)
ご飯が貰えるなら、ハロウィンで服を着せられる位は我慢しても良いか。と思ったら、家でも暫く撮影をさせられたのである。やれやれ……。可愛いと褒められるので悪い気はしないが。
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